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運動能力を上げよう!(スポーツ技能⇔基礎的運動能力)

こんにちわ!

羽々Jr.の高橋です。


今回のトピックスは、

1.バドミントンで運動能力を上げよう!

2.発育発達の段階を踏んだ方が良いよね?

というお話です。


1.バドミントンで運動能力を上げよう!

私は基本的に、低学年に通常ネットで練習させるの非推奨派、です。

なぜなら、ネットの高さが子供用規格になってないからですね。

大人からするとバレーボールのネットの高さの感じが、低学年の子が感じるバドミントンのネットの高さじゃないでしょうか?


しかし、昨日、この考えをちょっと改めました。


小学校1年生男子の子達、ネット前でのジャンプスマッシュの練習に凄い熱意を示すからです。

動きを観察していると、

・思いっきりジャンプする

・タイミングを合わせる

・全力で振る

ということをしています。

シャトルが平行に飛んでアウトになったり、シャトルを下から叩いてしまい上に飛んだりします。

その結果を受けて、自分で調整を繰り返しています。

ズバンと角度が付いたスマッシュが打てた時の本人の喜びようも良い感じです。


「競技で勝つための練習」というより、運動能力の開発的に良いなと思った次第です。

「全力」「自発性」「調整」と3拍子揃っています。

思いっきりジャンプしないとネットを越えない身長だというのがミソですよね(笑)


バレーボールやハンドボールに転向しても活きる身体の使い方だなぁと思いました。

あとは野球の内野のスローイング等・・・


2.発育発達の段階を踏んだ方が良いよね?

とはいっても、発育発達の段階は踏んだ方が良いよね?

という、エクスキューズが2つ目のトピックスです。


バドミントンの練習で一番の問題は、「エネルギー系体力が制限された形で、コーディネーションされてしまうこと」だと私は考えています。


簡単な例で言うと、ラケットを当てに行くような動作でシャトルを捉える子、です。

思いっきり振れてない。


そんな子に「ネット前でジャンスマ」なんてさしたらダメですよ(;^ω^)


では、「いつから、どうなったらOKなのよ?」という話ですが、下記2つの図が一つの参考になります。


図1

まあ、簡単に言うと、「スポーツ技能は基礎的運動能力が土台だよ」「基礎的運動能力は基礎的運動要因が土台だよ」ってことですね。


ジャンプスマッシュで言えば、「ジャンプスマッシュ(スポーツ技能)を習得できる基礎的運動能力が、その子に準備されていたらOK」ということです。


準備されてなくてもやっても良いのですが、準備されていない要因が足を引っ張り、「エネルギー系体力が制限された形で、コーディネーションされてしまう」と思っています。


小1のジャンスマに置いていえば、新体力テストにおける「タイミングの良さ」「力強さ」あたりの発達がどの段階か、見てあげたいところです。


図2

そして、足りない部分を様々な運動/アプローチで刺激してあげることが、スポーツの技能をあげることより先な事かな、と思います。


それが出来れば、スポーツの技能から土台へ矢印が出てる通り、「バドミントンで運動能力が上がる!」みたいな話にもなってくるかと考えています。

(子供が「全力で」「自発的に」「調整」しだすので)


終わりに

このブログを読んでくださっている方には耳タコかもしれませんが、子供が人生を謳歌するためにはどうサポートしてあげれるのか、ということを考えて今後も活動していきたいと、改めて思いました。


それでは、また☆

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