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バドミントンはお手玉だ その2(初心者編:指導者向けの提案)

こんにちわ!

羽々ジュニアの高橋です。


バドミントンはお手玉だ!シリーズの第2回です。

私は初心者の子に「バドミントンは2人でやるお手玉のようなものだよ」と説明しています。


1人遊びがある程度出来るようになった子同士、あるいはコーチや打てる子と初心者の子でネット無しのドライブやヘアピンを良くやります。


そこで、「バドミントンは思いやりが大切だ」という話をします。









「相手が返せるところに狙って打とう」

「相手が返すのを失敗してしまったとしても、足を一生懸命動かして返す努力をしよう」

上記2つが出来ていると、ラリーが続く、ということですね。


実際に上手な人が片方に入っていれば、初心者でもかなり続けることが出来ますので、「思いやりが大事」ということを初心者の子が実感してくれます。


この練習の良い点は、

「失敗や成功が自分で判断できる」

「目と手や足の協応動作を鍛えることが出来る」

だと思います。


そして、上手くなってきて続くことが多くなってきたときに、「バック側に打つ」等、次のレベルに移行する・・・つまり、「いじわる」が入っていくわけです。

「いじわる」の仕合が「駆け引き」ということになっていきます。


上に天使だけでなく、悪魔のイラストも載せているのは、そのような理由からです(笑)

「おもいやり」が持てた人に初めて「いじわる」を教えていくわけですね。

(「いじわる」というと言葉が悪いかもしれません。からかい?いたずら?・・・何かいい言葉があれば教えてください。) たまにですが、「バドミントンは性格が悪い人が強い」という言葉を耳にします。

本心から言う人も、卑下して冗談っぽく言う人も居ます。


これはバドミントン・・・というより、スポーツにとって良くないことだと、私は思います。

多かれ少なかれ、全ての対人スポーツに駆け引きは存在しているはずです。

ましてや、これを是としてしまうと、「あの強い子は性格が悪い」ということになりかねません。


従って、今回の提案は「スポーツは思いやりが強い人が強い」と建前を掲げることです。

相手のことを良く知れる人が思いやりが強く、裏返していじわるも出来るのだ、という風にうちのジュニアではしています。


スポーツの価値を高めるためにも、「バドミントンは性格が悪い人が強い」を無くして、スポーツを通じて素晴らしい人間になれますよ、ということにしていきたいものです。


それでは、また☆

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