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そのフットワーク要りますか? その2

  • 執筆者の写真: ytho147o
    ytho147o
  • 2021年11月17日
  • 読了時間: 3分

こんにちわ!

羽々ジュニアの高橋です。


本日は

です。


最近、

「まだまだフットワークを3歩でいけてない」という、たぶん社会人の初級者の方のツイートを見ました。

また、明らかに「3歩下がって素振りをしなさい」と指導されているような動画も流れてきました。


フットワークとは3歩でいかなければいけないものでしょうか??


というのが、この記事を書こうと思った発端です。


私の結論&キーワードから書きます。


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「エネルギー系体力が制限された状態で、コーディネーションされる」から、そんな指導&意識はダメ、です。(※あくまで個人的な意見です。)


問題点は2つです。


・1つ目は技術面で、シャトルに合わせて動くようになるので、シャトルの後ろに入ることが少なくなる。

・2つ目は上達面で、常にシャトルに合わせたコーディネーションが起こりがちなので運動能力が向上しない、ということです。

1つ目の問題は、ラウンドの入り等で顕著に表れます。

強豪高校のエース選手にオールショートの球出しをしたことがありますが、余裕のあるロブを打っても必ず頭の後ろで取っていました。

3歩で行くという「お手玉の循環」になっているからだと思います。

打った後に前に出ることが出来なくなる可能性が高いので、余裕があるときはシャトルの後ろに入るべき、というのが私の考えです。

(追い込まれているフリをして打つ、みたいな話はありだと思います。) 2つ目の問題は、他競技でも言われています。

例えば、サッカーでは、

「ボールに合わせて走っているので、実は子供たちは練習中に全力疾走をそれほどしてない」

というお話を伺います。

従って、全力疾走を別の練習でしないと、エネルギー系体力が伸びて行かないという話らしいです。

エネルギー系体力が伸びれば、その状態でコーディネートされるので、ボールにタッチするタイミングが早くなったり、プレーに変化が訪れます。

しかし、3歩で行け、という制限を付加すれば、1つ目の問題の例のようにプレーに変化が訪れなくなります。

サッカーだとボール、バドミントンだとシャトル、という制限に、3歩というのをさらに足しているわけです。


これは社会人にも言えると思います。

そもそも、運動体験が低い社会人の方に「シャトルを落とすな」「3歩で行け」という2つの制約を付けたら、制限が付いたコーディネーションが身に着き、そこから身体的能力も成長しない、ということが起こりえると思います。


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というわけで、羽々ジュニアではフットワークに限らず、

・全力を出す練習

・全力の中で全力を出す練習(コーディネーション) を意識しながら、プログラムを組んでる・・・というか適当にしてます(苦笑)


それでは、また☆


追伸

「コンパクトにラケットを振れ」等も同様です。





 
 
 

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