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シャトルの特性 2023年度アップデート版

  • 執筆者の写真: ytho147o
    ytho147o
  • 2023年6月13日
  • 読了時間: 4分

こんにちわ! 羽々Jr.の高橋です。


ブログのアクセス解析見てたら、2019年の記事「シャトルの特性」が読まれているようなので、今の自分の知識でアップデートしておきたいと思います。


2019年の記事にインラインしていきたいと思います。


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・シャトルはなぜ失速するか?

ラケットに当たった瞬間、シャトルは潰れます。その後、元の形に戻ります。

シャトルのスリット部から空気が入り、羽の向きに従って回転し始めます。

回転が掛かると遠心力で羽が開きます。

なのでパラシュートが開いたようになります。なので失速します。

・スマッシュとカット、落ちる時間が「早い」のはどちらですか??

シャトルは一度上に上がらない限り、落ちる時間は一緒です。

従って、「斜めに力強く打ち出すスマッシュ」と「その場で手からポトンと落としたシャトル」の飛行時間は一緒です。

カットも上に打ち出さなければ、同じ時間で落ちます。

これは手で実験した場合です。

ラケットで打ち出した場合、羽が潰れている間は空気抵抗が少なくなります。

羽が広がった時に生まれるパラシュートのような効果が生まれません。

従って、潰れている時間が長いほど、早く落ちます。

(打った瞬間にシャトルが壊れて、とんでもないスピードで飛ぶの見たことないですかね?)

・シャトルはどっちに回りますか?

シャトルは進行方向に対して、反時計回りに回ります。

右利きのフォアカットは、順回転になります。

右利きのリバースカットは、一度逆回転になります。その後、順回転に復元します。

復元中に瞬間的に無回転になりますので、失速の仕方がフォアカットと違います。

簡単に言うと、速く感じます。

順回転、逆回転になるかは、シャトルが縦になっている状態で打つ、ということを頭に入れて考えないと勘違いします。

私もしました(笑)

右利きのリバースカットで、シャトルを潰しながら打てればこうなります。

順回転になるとフライトが安定するので、むしろ加速してるように見えます。




・左利きの場合はどうなりますか?

右利きの逆になります。

なので、感覚が変わるので、対戦する時は注意しましょう。

逆に自分がプレーヤーの時はシャトルの落ち方をしっかり覚えておきましょう。

左利きのカットはこうなります。



・シャトルを真直ぐ打つとどうなりますか??

打った打点より少し浮きます。シャトルはコルクから飛んでいきますので、打つと縦になっていたシャトルが横向きに1/4回転します。なので、少し浮きます。ドライブやショートサーブを打つ時、あるいはアタックロブを打つ時に必要なイメージですので覚えておきましょう。

↑原理で言うと、シャトルは「ターンオーバー」します。

コルクと羽ではコルクが重いので、落ちていくときはコルクが下、飛んでいくときもコルクが先になります。

上述の文章は、ドライブやダブルスのショートサーブ等が想像しやすいです。

ターンオーバーするシャトルの動きをイメージ出来るようになると、レベルが一段階上がります。


・シャトルはターンオーバーするから、セカンドタッチが起きる

バドミントンでは、シャトルを

①コルクだけ打つ時

②コルクを打ち、シャトルがターンオーバーし、羽にラケットが当たる(セカンドタッチ)

③コルクと羽を同時に打つ時

の3パターンが主にあります。

これらを整理すると技術力向上に繋がります。

例えば、前述のダブルスのショートサーブ。セカンドタッチが起きて安定しない人が多くいます。(私もそうでした。)トップ選手はコルクを自分側に向けて、セットしていますよね?

またスピンネットもコルクにだけスピンをかけるのか、羽にもかけたいのか、によって打点も変わってきます。


・1本目のヘアピンが②か③で、その後が①






・コルクに当てて、ターンオーバー且つスピン


・下向きのコルクをターンオーバー




・②か③でのクロスネット(フライトを安定させるイメージを持って、ラケットを動かしましょう。「シャトルの動き(結果)を先取りする」






・台湾のタイ選手のドロップ。ターンオーバーのさせ方が天才的(縦方向)



動画は過去に作って、引用元の大会等も抑えるの忘れてしまったので、都合により削除する可能性がございますので、ご了承ください。


図などが無く、わかりづらいですが、まとめるとこんな感じです(笑)

それではまた☆

 
 
 

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