バドミントン分析ツールver2 & 実際に入力してみた
こんにちわ!
羽々ジュニアの高橋です。
先日から作成している分析ツールですが、位置情報分析をコート上に表示することに成功しました。
(意外と簡単でした。)
というわけで、ver2を引っ提げて土曜日に行われた中体連の試合、2試合のデータ入力を行いました。
その中から1ゲーム、結果をトップページにアップしてます。
(エクセル2013マクロをエクセル2003に変換してあります。不具合ある場合はご容赦ください。)
さて、やってみてわかったことは・・・
①分析の基本は縦(時系列)/横(他者)比較。
②同じ分析を見ても答えが一緒とは限らない。
③あくまで動画の補助ツール。
①分析の基本は縦(時系列)/横(他者)比較
よく言われてますが、バドミントンでも一緒ですね。1ゲーム目と2ゲーム目を比べる、過去の試合と今回
の試合・・・というようなのが「縦」の分析。あの子の試合とこの子の試合、ブロック予選の決勝と県予
選の決勝、というのが「横」の分析。
今回特に印象深いのが、1ゲーム目を落として2ゲーム目を取った試合、両者とも配球(球種)の選択割合
はほとんど一緒だったことです。(分析すると、コースが厳しくなったことが結果が逆転した要因の一つ
のようです。)
②同じ分析を見ても答えが一緒とは限らない。
負けた試合を分析して、では今後の方策を・・・と考えた時、
a.コンセプトが悪かった。
(例:配球がストレートに偏っている)
b.コンセプトの精度が悪かった/コンセプトを実行できるだけの技術がなかった。
(例:ミスが多い/コースが甘い)
c.コンセプトを実行出来たが体力/思考体力が切れた。
と、これくらいは思いつきました。
特に本人がbと考えているのに、指導者がaと考えて「配球チェンジ!」なんて練習指導したら上手くいか
ないな~と思いました。気をつけねば。
③あくまで動画の補助ツール。
いや言うまでもないですね(笑)
正直、自分が時間をかけて作った「ラリーの推移をコートMAPで追える機能」・・・全然ダメだと思いま
した(苦笑)
どんなラリーがイメージできません。
しかし、ラリー数/試合時間/配球等々を保存、縦/横比較出来るのはいい点だと思います。
最後にコストパパフォーマンスですが・・・
最悪です(笑)
入力に大変時間が掛かります。
そして、分析結果があるからと言って生かせるかどうかは本人とコーチ次第で、劇的に何か変わるわけでもありません。(爆)
入力に関しては、「タッチパネル選択式」できれば劇的に改善できそうですが・・・
(タブレットのエクセル??)
改善出来ればコスパ的にもまぁまぁのシステムではないでしょうか。
とはいえ、選手がプレーし、コーチは「顎を出す」(九州弁?で、喋るだけ、というような意味)だけなので、今後もデータ入力頑張って行こうと思います。
最新記事
すべて表示こんにちわ! 羽々Jr.の高橋です。 2024年8月23日~25日、千葉工業大学新習志野キャンパスで行われたサマーキャンプにスタッフとして参加してきました。 講師は全英2位の実績を持つ飯野佳孝さんと宮崎大学名誉教授の廣田彰先生。...