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現状整理(こちらの狙いと子供の気持のすり合わせのために)

こんにちわ!

羽々Jr.の高橋です。


今回も自分の考えの整理的な記事です。


尚、本記事内の全ては個人の解釈ですので、あってるとかあってないとかわかりませんので、悪しからずご了承ください・・・


今日のトピックスです。

1.マルチスポーツって有効?

2.「スポーツをする」ことに隠れている問題って何?

3.結局は個別具体的な対応が大事


1.マルチスポーツって有効?

まずはこちらのツイートをご覧ください。

羽々Jr.でも言ってますね。

多様な運動体験が大事だと。


では、マルチスポーツ=多様な運動体験でしょうか?

小俣先生がコメントをされています。


僕もなんとなく

マルチスポーツ=多様な運動体験ではない

と思ってます。


2.「スポーツをする」ことに隠れている問題って何?

ツイート中に「スポーツをする」って出てきます。

ここに隠れている問題って何でしょう?

思いつくままに挙げると・・・

①指導される

②種目が変わって、本人の身体の使い方が変わるのか?

③勝ちに行く


とりあえず、これくらい。

以下、自分なりに思うこと。


①指導される

今、子供たちは大人抜きでスポーツやることは、ほとんどないように思います。

当然のように、指導されます。

3つくらい問題を感じます。

1つ目は、指導されても「わかる」必要があります。これは②で後述。

2つ目は、指導されてしまうので、順番待ちが発生し、とても運動量が少ないこと。

(量の不足)

3つ目は、運動量の確保ということで、大人がするようなサーキットトレーニング等の厳しいトレーニングが入ることがある。

(量の過剰、質的にも1方向への過剰。例えば、サッカーの子は持久力がめちゃくちゃ高いが上肢の筋力が弱く、フィジカルコンタクトが入りだす年代で怪我が増える。みたいなデータがあります。)


②種目が変わって、本人の身体の使い方が変わるのか?

片山さんがこんなツイートされてます。

これは、

・野球をやっていたから、バドミントンのスイングが良い

・身体の使い方が良いから、バドミントンのスイングが良い


どっちにも取れそうですよね。


ちょっと暴論なのですが・・・

小学生の体育の授業。

バスケをしたり、サッカーしたり、マット運動したり、と授業内容が変化しますが、活躍する子、大体一緒じゃないでしょうか?


要するに、上手い奴は上手い。下手な子は下手なまま。


私の息子は野球スクールに行っており、私はよく観察しているのですが・・・

専門技術ありきの指導をされて伸び悩んでいる子が居ます。(個人の意見です。)


誤解を恐れずに言えば、このような子達に「指導」する必要はありません。

プレイリーダーとして一緒に遊んであげる、活発に動けるように促してあげることが重要だと思います。


③勝ちに行く

①と繋がりますが、大人が介在してしまうので、「勝ちに行く」ことが多いですよね。

試合も年間通じてあることも多い。(大人が設定してるので)


で、試合に出るなら子供達も勝ちたい。


となると、結局、その身体の使い方のままになる。

「将来を見越すとこっちの身体の使い方が良いよ」と言っても変えたがらないことが多い気がします。

パフォーマンス構造が変わって、一旦実力が落ちるからですね。

感覚を統合させたり、逆に忘れるための休みも取りづらい、というのが現状でしょう。


また、「いつ休むの?」という問題も出てきます。

「単一スポーツ」にしろ「マルチスポーツして多様な運動体験を養う」にしても、大人がどのような合意を持っているか、重要だと思います。

そうでなくば、「習い事が週8」みたいな状態になるだけかと。


3.結局は個別具体的な対応が大事

結局、結論はいつもこれで・・・

素朴な疑問:逆行する?ジュニアバドミントン界 で書いたような、後期専門化&複数専門化を基本的には目指す(=子ども本人と共有していき)ながら、大人が用意する大会等を利用し、心に火を灯していくしかないのでは?

と感じています。


バドミントンって、いわゆる「運動神経が悪い子」が選んでくれるスポーツでもあります。

=基礎体力運動能力と多様な運動体験の入り口としてのバドミントン


また、基礎体力運動能力と多様な運動体験が足りず、伸び悩んでしまう例もあるでしょう

=進化のための基礎体力運動能力と多様な運動体験(アウフヘーベン?)


大切なのは、心に火を灯す、灯した火の熱量を調整してあげれるように、適切な頻度、形式のゲームを用意していくことが大事だと考えています。

(その辺りのことを一部、前記事に書いているつもり・・・。)


そして、良い感じに強化選抜期に入れたり、違う道進んだり、出来るようにするのが目標です。


それでは、また☆





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