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「あいつは、やる気がない」は、本当ですか?

こんにちわ!

羽々Jr.の高橋です。


本日のテーマは羽々Jr.通信2020年12月~2021年4月号あたりに載せている

・自己決定理論(簡単に言うと、本人のやる気)

・フィードフォワードしない

と合わせると私の主張が分かると思いますので、ぜひご一読ください。


さて、皆様の教え子達で、このような子たちは居ませんでしょうか??

・「フットワークの練習をしたがらない」

・「クリアが飛ばないのに素振りをしてこない」

・「勝ちたいと思わないのか、不思議」

etc.


そして、上記のような子たちを「あいつは、やる気がない」と評してませんでしょうか??


恥ずかしながら申し上げますと、以前のは思っていました。


しかし、その評価は間違っています!!


こちらの動画をご覧ください。



動画にあるように、現在の競技バドミントンは「難しい」です。


人間は「出来ること」か「少し頑張れば出来そうだな」と思えることにはチャレンジ出来ますが、「無理」と思うことにはチャレンジできません。


これは自己決定理論内の「同一化的調整」(自分に必要だ、と思うこと)にも言えます。

例えば、フットワークやクリアの素振りですが、その運動に必要な感覚が無ければやってみようと思えませんし、競技バドミントンに親しんでなければ必要性もわかりません。


・36の基礎運動動作が身についていない子

・身についていたとしても、バドミントンの発展に近しい流れで経験していない子

には「外的調整」か「取り入れ的調整」にならざるを得ないと思います。


つまり、「やる気がない」ように見えるのは、


・自分の提供しているプログラムがその子にあっていないか

・自分がその子にとって、「この人の言うことはやった方が良い」「この人に認められたい」という存在になってない


ということです(´;ω;`)


過去の自分、ドンマイです。


スポーツは楽しむものです。

全てのプレーヤーが「能動的な状態」でプレー出来るような環境が整うと良いな、と私は思います。


というわけで、微力ながら指導の勉強を続けていきます・・・

今回の動画が何かの参考になれば幸いです!


それでは、また☆


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◆動画内の引用元(映像)

Youtubeより ①British Pathe「New York - Badminton Fever (1938)」

②Badminton Indonesia「Mengintip Latihan Ganda Putra, Senior-Junior Saling Membantu!」

③朝倉未来 Mikuru Asakura「朝倉海をバドミントンでボコボコにしてみた」

④桃CHANNEL - Kento Momota Official YouTube -【解説】スマッシュ!力入れるのは一瞬!- Smash of Kento Momota - ※Subtitled

⑤桃CHANNEL - Kento Momota Official YouTube -【解説】ヘアピン難しく考えてない??- Net Shot of Kento Momota - ※Subtitled


◆その他参考資料

①『バドミントンの歴史に学ぶ』阿部一佳・渡辺雅弘著

②mizunoのHP

③文部科学省のHP






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