そのフットワーク要りますか? その2
こんにちわ!
羽々ジュニアの高橋です。
本日は
です。
最近、
「まだまだフットワークを3歩でいけてない」という、たぶん社会人の初級者の方のツイートを見ました。
また、明らかに「3歩下がって素振りをしなさい」と指導されているような動画も流れてきました。
フットワークとは3歩でいかなければいけないものでしょうか??
というのが、この記事を書こうと思った発端です。
私の結論&キーワードから書きます。
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「エネルギー系体力が制限された状態で、コーディネーションされる」から、そんな指導&意識はダメ、です。(※あくまで個人的な意見です。)
問題点は2つです。
・1つ目は技術面で、シャトルに合わせて動くようになるので、シャトルの後ろに入ることが少なくなる。
・2つ目は上達面で、常にシャトルに合わせたコーディネーションが起こりがちなので運動能力が向上しない、ということです。
1つ目の問題は、ラウンドの入り等で顕著に表れます。
強豪高校のエース選手にオールショートの球出しをしたことがありますが、余裕のあるロブを打っても必ず頭の後ろで取っていました。
3歩で行くという「お手玉の循環」になっているからだと思います。
打った後に前に出ることが出来なくなる可能性が高いので、余裕があるときはシャトルの後ろに入るべき、というのが私の考えです。
(追い込まれているフリをして打つ、みたいな話はありだと思います。) 2つ目の問題は、他競技でも言われています。
例えば、サッカーでは、
「ボールに合わせて走っているので、実は子供たちは練習中に全力疾走をそれほどしてない」
というお話を伺います。
従って、全力疾走を別の練習でしないと、エネルギー系体力が伸びて行かないという話らしいです。
エネルギー系体力が伸びれば、その状態でコーディネートされるので、ボールにタッチするタイミングが早くなったり、プレーに変化が訪れます。
しかし、3歩で行け、という制限を付加すれば、1つ目の問題の例のようにプレーに変化が訪れなくなります。
サッカーだとボール、バドミントンだとシャトル、という制限に、3歩というのをさらに足しているわけです。
これは社会人にも言えると思います。
そもそも、運動体験が低い社会人の方に「シャトルを落とすな」「3歩で行け」という2つの制約を付けたら、制限が付いたコーディネーションが身に着き、そこから身体的能力も成長しない、ということが起こりえると思います。
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というわけで、羽々ジュニアではフットワークに限らず、
・全力を出す練習
・全力の中で全力を出す練習(コーディネーション) を意識しながら、プログラムを組んでる・・・というか適当にしてます(苦笑)
それでは、また☆
追伸
「コンパクトにラケットを振れ」等も同様です。
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