アクションフレーズを考える
更新日:2022年4月28日
こんにちわ。
羽々ジュニアの高橋です。
本日はどんな運動にもある「局面」について考えてみたいと思います。
(「バドミントンはお手玉だ!」の記事をコーチ3の講習を聞いて、ブラッシュアップした感じです。)
1.アクションフレーズ ーバドミントンでは2つー
さて、運動の局面ですが、跳び箱で考えますと、
①助走局面
②跳ぶ局面
③跳び箱に手をついて越える局面
のように分かれます。
この局面のことをアクションフレーズと言います。
バドミントンのアクションフレーズは
①移動局面
②ストローク局面
です。
2.アクションフレーズは、さらに3つに別れる
それぞれの局面には
a.準備局面
b.主要局面
c.終末局面
があります。
こんな感じです。
3.バドミントンの場合、アクションフレーズは相手にもあって、重なり合っている。
やっと説明の前段階が終わりました・・・
長かったですね。
さて、自分の強みの見つけ方に関連したお話です。
バドミントンは
・相手のアクションフレーズを切りに行く。
・相手のアクションフレーズより速く自分のフレーズを回す。
等によって、点を取る競技だと私は思います。
前者であれば、凄く速いスマッシュや高回転のカット、高い所でスピンネット、等がそれにあたります。
野球のピッチャーで言えば、剛速球投手。
それに対し、後者はピッチャーライナーを取るのが上手い投手でしょうか?
後者の代表例として、桃田選手が挙げられると個人的には思います。
こちらの記事をご覧ください。
◆オーバーハンドストロークについて興味がある方はこちら
過去記事:「前に出る」について考えてみた
◆ネットリプライについて興味がある方はこちら
桃田選手がアクションフレーズを回しやすい技術体系であるポイントとして2つあります。
①ストロークの終末局面と次の移動の準備局面が同時に行われているか?
②準備局面に置いて無理が無いか?
例えば、オーバーハンドストロークで言えば、①はノンラケットフット側の脇腹がストローク後に伸びているか等、②は回転軸がノンラケットフットではなく、正中線上かどうか等です。
このようなこともバドミントンの強みになると私は考えています。
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いかがでしょうか?
スマッシュが速い、フットワークが速い等以外にもアクションフレーズを考えることによって、自分の強みが見えてくることもあるかもしれません。
また、試合観戦もアクションフレーズを覚えてからすると、また違った見方が出来て、楽しいと思います。(例えば、アクセルセン選手と桃田選手では、アクションフレーズの回し方が全然違うと思います。)
それでは、また☆
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