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バドミントンとポケカと将棋

こんにちわ!

羽々ジュニアの高橋です。


今日のお話は「ジュニアでも戦術を教えた方が豊かじゃない?」というお話です。


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◆合同練習会でのお話


先日、他クラブとの合同練習会に参加した時の話です。


練習会が終わる時間を指折り数えている子(小6男子)が居ました。

私が「試合好きじゃないの?」と聞くと、「好きじゃない。(待ち時間や審判している時に)眠くなる。だから、練習の方が(身体が動かせるので)好き。」と答えていました。


一理あるな!と私は思うと同時に、自分の子供たち(小2男子、年長男子)がしているポケモンカードゲームに置き換えてみました。

彼らは他人がポケモンカードゲームをしている時に、全てとは言いませんが、良く観戦していますし、なんならYoutube上のポケモンカードの対戦番組を良く観ています。


この小6バドと小2年長ポケカの違いは何でしょう??


これはたぶん4つの要素があると思います。

①対戦者の狙い(戦術)が分かる。

②対戦者の狙いに対する返しが分かっている。

③対戦者の狙いが上手くいくかどうかワクワクする。

④自分の思いもよらないことが起こったり起こらなかったりする。


ポケカというのは、ポケモンのタイプにより弱点が決まっている(例えば、草タイプは炎タイプに弱い)等のわかりやすい戦術要素がたくさん絡まった複雑なカードゲームです。


小2や年長でもわかりやすいので、対戦動画を観た後に興奮して内容を私に話してくれます。


逆に考えれば、小6男子にこのような戦術意識がないことが、観戦をつまらなくしている一因という推理が出来ます。


例えるなら、穴熊や居飛車、角交換をしらないで、将棋を観戦しているようなものなのではないでしょうか??

どんなに高度なことが行われていても、わからなければ、ただひたすら眠い(苦笑)



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◆どうやって教えるの?


一番簡単なのは、「戦術に名前を付けること」です。

中国バド界では基本戦術として9つの名前があるそうです。


将棋で言う所の「穴熊」や「居飛車」ですね。


戦術に名前をつけて上げて、子供たちに教えてあげれば良いと思います。


少し別の話になりますが、同じ練習会でクロススマッシュを打っているのに、打ちっぱなし(小学生年代によく居ますよね・・・)の選手が居ました。


これも「殺上網」という戦術を知っていれば無くせる話かな、と思います。


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プレーする楽しさだけでなく、観戦する楽しさ、頭を使う楽しさを指導出来て行けるといいなぁ、と改めて思った練習会でした。


それでは、また☆

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