最近の活動報告
更新日:2022年5月24日
こんにちわ。
羽々ジュニアの高橋です。
羽々ジュニア通信にも書いておりますが、「子供の体力向上のための取組ハンドブック」(文部科学省)https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/kodomo/zencyo/1321132.htm
に下記のような図があります。
これは学校で行われている新体力テストが何を測っているか?を指している図です。
新体力テストは5項目
・動きを持続する能力(粘り強さ)
・タイミングの良さ
・力強さ
・体の柔らかさ
・素早さ
を測っています。
例えば、「ボール投げ」はタイミングの良さと力強さの項目を測る種目です。
また図が円で繋がれているのは、それぞれの項目が相関する、隣り合った項目がより相関することを指しています。
例えば「ボール投げ」の記録が良い子は「握力」「反復横跳び」「上体起こし」や「長座体前屈」も良い可能性がある。逆に言えば、「ボール投げ」が出来ない子は、それらの種目も良くない可能性がある、ということだと私は解釈しています。
一口に「ボール投げが出来ない」と言っても、「力強さ」が足りないのか、「タイミングの良さ」が足りないのか、子供によって原因が違うと思います。
従って、私は集団で素振り100回みたいな練習をあまり採用していません。
様々な運動を子供たちがして、5項目の内足りないものが充足されれば、勝手に「ボール投げ」の記録も改善されると考えています。
というわけで、
跳ね起きやブリッジ
プチバルクール
坂道で前転
ハンドスプリング
と、色んな運動をしております。
環境があれば、子供たちはどんどん色んな運動に自発的に取り組んでくれるのも面白いですね。
しかしながら、こういうやり方は子供達全員の平均点を上げに行くやり方であって、例えば既に完成している子がバドミントンでの大会上位を目指す(特に低学年、小学生)、という目的には合わないのかな、とも思います。
お子さんやご家庭の目的に合わせたクラブ選択、あるいは目的が変わった時の移籍の流動性がとても大事だなと最近良く思います。 それでは、また☆
最新記事
すべて表示こんにちわ! 羽々Jr.の高橋です。 2024年8月23日~25日、千葉工業大学新習志野キャンパスで行われたサマーキャンプにスタッフとして参加してきました。 講師は全英2位の実績を持つ飯野佳孝さんと宮崎大学名誉教授の廣田彰先生。...
Comments