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練習メニューじゃなくて、練習プログラム。

こんにちわ! 羽々Jr.の高橋です。


今日は脳みそのお話です。

記事のタイトルは自分の解釈なので、内容と間違っていたら誠に申し訳ございません。


皆さんは、

①2時間続けて同じ反復練習を1日だけする。

②5分の反復練習を2~3日の間隔をあけ、定期的にする。


どちらが動作の習得として、効率的だと思いますか??


また、子供を対象とした運動指導において、

③お手本として、トッププレーヤーの映像を使う

④お手本として、指導対象と近しい年代の子のプレーを使う


どちらが有効だと思いますか?


さらにさらに。

こちらのツイートをご覧ください。




・・・答え書いてありますけど(苦笑)

⑤次の動作が有る時

⑥次の動作が無い時

で、その動作が変わると思いますか??


さて、これらの例を挙げて、何の話を私がしたいのか、ということを冒頭より具体的に書いていこうと思います。


一番簡単な例、「素振りの練習」を考えてみたいと思います。

素振りの練習はどのレベルの子がした方が良い練習でしょうか?

羽にラケットが当たらない子でしょうか?

⑤⑥から考えると、問題がありそうですよね。


次の例です。教え子が試合で負けたとします。コーチの言う通りやってくれずに負けました。

練習で散々やってきたことが出せませんでした。

さて、そもそも選手はコーチがイメージしていたことを練習中にイメージ出来ていたのでしょうか?(③④)

また、コーチが提供していたプログラムは⑤⑥を意識して、実戦的だったのでしょうか?

(=ただ、単に高く跳ぶ方法を教えていただけなのでしょうか?) 最後の例です。

下の式の答えは何でしょう??


9×9+3×3=


多分、数秒、あるいは一瞬で答えられるはずです。

脳に定着しているからですね。

2つの「掛け」算を「足す」ことになっても、問題なく対応出来ていると思います。

感覚が統合されていて、対応出来るはずです。


皆さんは九九をどうやって覚えましたか??

①と②、どちらに近いですか?

あるいは、体験的にどちらが効率が良いと思いますか??


また、「掛け算」と「足し算」を意識して使い分けましたか?

無意識に出来ましたか?


上記の「素振り」や「実戦的な動き」に必要なモノは練習プログラムで網羅出来ていますか??


◆まとめ

人間は自分がイメージ出来ることしか、上手く自分の動作に反映できません。

練習者にイメージを持たせることが大事だと思いますが、それには指導者が練習者の感覚に共感していく必要があると思います。


どの年代で勝たせたいか、という価値観によっても「実戦的」な内容、つまり「練習者に持たせたいイメージ」は変わると思います。


願わくば、指導者(そして、親御さん)が「フィードフォワード」ばかりせず、大らかに選手の成長を見守る/サポートする、励ます、そんなスポーツ界になって欲しいと思います。


それでは、また☆


◆追伸

⑤⑥の問題からも、育成年代の大会がトーナメントであることが多い事は問題だと思います。

「試す」機会が確保されないのであれば、それはつまり「素振り」が変わらない可能性が高い、ということになると考えます。

選手の「気づき」の機会の確保、何とかしていきたいですね。


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