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脳の可塑性

こんにちわ。

羽々Jr.の高橋です。


タイトルにある「脳の可塑性」ですが、

「脳を構成する神経とそのネットワークは固定したものではなく,脳には自分とその周辺の状況に応じて変化する能力があること。」

だそうです。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より)


先日、私は鉄棒の後方支持回転(所謂、空中逆上がり)を、小学生以来、出来るようになりました。


そんなわけで、今日はちょっとした自慢話が入ります(笑)


◆出来なくなった理由(推察)

「子供の時に出来たのに、大人になったら出来なくなっている」こと皆さんもありますよね??


一般的に、

・人は足が伸びて、足の成長が止まり、胴が伸びて、大人の身長になる。

=身体のバランスが変わる。


・末端が大きくなると遠心力等、かかる力も大きくなる。

=単純な部位の重量の増加以上に、力が掛かるためコントロールが難しい。


・骨が先に伸び、筋肉が後に伸びる。

=身体が固くなりやすい。


等が原因じゃないかと言われています。

私の場合、後方支持回転以外で言うと、雲梯が子供の時より出来なくなっています(;^ω^)


ブログの本筋と脱線しますが、体操、フィギアスケート等、回転系の競技で低年齢の選手が活躍するのは、これらが要因として挙げられます。


◆出来るようになった理由

私が出来るようになった理由は、下記だと考えています。


・姿勢が良くなった、もっと言うと「今、自分がどういう姿勢なのか、という感覚」が良くなった。 →これは魔女トレのお陰で、骨盤の「前傾位」「中間位」「後傾位」等が分かり、「足裏から頭まで真っすぐ」という感覚がある程度、養われたからだと思います。


魔女トレに関してはこちら→(1) 西園美彌(@miyanishizono)さん / Twitter


・必要なテクニック聞いたら、スキル化出来た。

→躰道という武道に「卍蹴り」という技があります。

漫画『呪術廻戦』にも出てきた技ですね(笑)

この躰道の世界選手権で4連覇されている中野先生曰く、「頭を下げれば足が上がる」そうです。


中野先生が海老蹴りや卍下蹴りについて解説している動画はこちら↓


この「頭を下げれば足が上がる」という教科書的なテクニックをヒントに、私は空中逆上がりが出来るようになりました。


◆小3男子と小4男子は?

ちなみに私はこのヒントで出来るようになりましたが、一緒に遊んでた男子2名は「頭を下げれば足が上がる」のヒントがピンと来ず、1回では出来ませんでした。

幼稚園の時に確か空中逆上がりをしていた2人なので、すぐ出来るようになると思いますが、出来なかったという所が、

・成長による感覚の変化

・テクニックのスキル化の個別性

の点で面白いなと思いました。


◆この話題にしようと思ったキッカケ


空中逆上がりをブログに書こうと思ったキッカケが何個かありますので、ご紹介します。


頑張らせ方が問題だ、だけでなく、「逆上がりなんて、人生で役立たない」みたいな趣旨もリプに書いてあります。




競技専門化している子供達を多く見ている方のツイート。



『子供の体力低下と姿勢教育』


こちらは姿勢が与える体力低下の論文です。


我々運動指導者は、自分が子供たちに何をさせているのか、明確に説明出来る必要がある、と改めて思いました。


それでは、また☆



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