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試合とは「試し合い」だ

こんにちわ! 羽々Jr.の高橋です。


自分の備忘録的な記事です。


11月19日(土)は山口県下関市のセンチュリー計画杯に参加してきました。

携わっている大人の数が多く、素晴らしい運営でした。

この場でも感謝申し上げたいと思います。

特に直接関わることが多かった低学年初心者及び1年生の主審をされていた方々の優しく、暖かく見守ってくれるようなジャッジが大変有難かったです。

ありがとうございました。


さて、この記事で書きたいトピックスは3つです。


1.スポーツは誰のためにあるのか?

2.一寸の虫にも五分の魂

3.低学年のレベルが高すぎる


1.スポーツは誰のためにあるのか?(プレヤーズセンタード

最初に苦言から書きます。

私にとって久しぶりの小学生大会の遠征だったのですが、やはり居ました。

・1ラリー毎に自分の選手に文句を言うコーチ

・足組して、自分の考えているようなプレーを自選手が出来ないと不快なオーラを出すコーチ

・審判のジャッジに文句を言うコーチ/観客


もうプレーしている小学生の目の輝きが死んでいくのですよね。

相手のプレーより、コーチの態度が気になっていくようになっていました。


試合は「試し合い」です。

プレーしている人、自身が主体的に試して失敗や成功を繰り返し、楽しむ場所です。

大人に言われた通りに子供が出来るかどうかを確認する場所ではないですよね・・・


2.一寸の虫にも五分の魂

「どんなに小さく弱い者でも、それ相応の意地や感情があり侮ってはいけない。」

と、本気で思いました。


1年生の部があったので、ラケットに羽がやっと当たる位のレベルの息子を出場させました。

親としては、観客席に1日居ても暇だから、位の感覚でした。

ところが・・・

「まず、1年生の部のレベルが高すぎ」

でした。

普通にネットの上からスマッシュは打ってきますし、サーブはロングハイサービスがしっ

り打てます。

この大会が全面シングルスのデビューの息子にはどうしようもない。

・・・と思ってたのですが、1点自分の力でもぎ取ってきたんです。

インターバルに「どうする~?」と聞いたら、「僕が居ない方に絶対にスマッシュ打ってくるから、待ち構えておく!」と。

その後は全部、サービスレシーブ後に一目散に反対サイドへ。見事にカウンターがハマり、奇麗にノータッチ。4ー21で負けたのですが、自分で考えて、自分で実行した作戦が上手くいった息子は勝ったような気分でゲームを終えました。


この時、私はコーチとして、

・「ロングサーブが来るから、立ち位置を下げなさい!」 等の指示を出さなくて本当に良かった

・「ネットの前にしか返せない息子だから詰んでいる」と諦めていた、ことを本当に後悔しました。

 

福岡県の指導者講習(講師:磯下 由貴子先生)にて、「初心者にも狙いや考えてることがあるはず。それを大事にするべき」というような趣旨を学びましたが、まさしくそうだな、と。

定石や戦術を学ぶことも大事ですが、まずは息子のようにゲームを楽しむことが大事だな、と息子から教えて貰いました。


3.低学年のレベルが高すぎる

一部のクラブさんの1~3年生のレベルが高すぎでした。息子がボコられた子ですら、負けていました。

そのようなクラブさんの特徴として、

・関わっている大人の数が多い

(コーチが多く、コーチも相当うまい。保護者も上手い?)

・学年が上で競技バドが出来る子がたくさん居る

(見て学べる。打って学べる。)

・所属低学年が多い

(同じレベルの子がたくさん居る。競い合える)

ようなことが見えました。

その中で、運動能力的にも精神的にも早熟傾向な子が活躍しているのだろうな、と思います。


大牟田市の環境と自分の人徳的に、そのようなクラブにはなれないと思うので、焦らずゆっくり、クラブ員全体の運動能力を上げながら、中学生から本格的に競技バドを出来るクラブにしていきたいな、と改めて思いました。


ただ、「差」がこんなにあるんだな、とは思いました。(組織力、伝統に)


ただ強い子を生み出すのではなく、スポーツマンシップや自発的に考える能力を身に着けられる組織にしていくのが夢ですね。


いつか出来るかな?


それでは、また☆

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