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6年間続けて辞めないために

更新日:2023年6月13日

こんにちわ!

羽々Jr.の高橋です。


本日は「基本重視」なのか「楽しさ重視」なのか、というお話です。

まずはこちらのツイートのツリーをご覧ください。


ピアノに限らず、良く聞く話です。

「間違って覚えると直すのが大変だから」

バドミントンジュニア界でも「素振り」や「フットワーク」が重視されるのも、「間違って覚えると直すのが大変だから」が大きな要因の一つだと思います。


「基本重視」「楽しさ重視」のバドミントン版について私の考えを述べたいと思います。


それでは、目次です。


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1.結論

2.『スポーツ運動学』的に ~マイネルさんによると~

3.終わりに

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1.結論

結論から申し上げると、私は「楽しさ」重視の方が多くの人にとって間違いが減る、と思っています。


「素振り」や「フットワーク」は下図で言う、スポーツ技能にあたります。

教えて貰っても、基礎的運動能力が揃っていなければ出来ず、基礎的運動要因が足りなければ、コートの中でシャトルを追いながら「素振り」や「フットワーク」と同じことは出来ないでしょう。


結果として、「素振り」や「フットワーク」をすることにより、「間違って覚える」ことも多いのがバドミントンジュニア界とも思います。


この「型」稽古が基礎的運動能力や基礎的運動要因を鍛えるようなもの、例えば野球や空手のであれば、問題はバドミントンに比して小さくなるように思います。


逆に言えば、基礎的運動能力や基礎的運動要因が揃っているなら、「基本重視」してみたら?位に思います。

※「素振り」や「フットワーク」にバドミントンの基本が入っているかどうかは、この記事では置いておきます。







2.『スポーツ運動学』的に ~マイネルさんによると~

そうは言っても「楽しさ重視で間違って覚えることはないの?」という突っ込みがあろうかと思います。


そもそも運動を覚える時って、どのような段階を踏むのでしょうか?

『スポーツ運動学』には、

①粗形態・・・全体をなんとなく把握(特に子供は)

②精形態・・・洗練されてくる

③どんな環境でも適応して使える


みたいな話が出てきます。(マイネルさん、雑ですいません・・・)


というわけで、まずは「バドミントン」を体験させて、粗形態を作ることが大事になってくるかと思います。


その上で、『スポーツ運動学』では「新しく覚えるより直す方が大変」、だから「ちゃんとわかってる人がなるべく携われ」みたいなことも出てきます。(マイネルさん、雑ですいません・・・パート2)

そして、悪い運動を覚えてしまった時はどうするかというと「忘れる」必要があると書いてあります。

さらに、粗形態から精形態になるためには内観を伴った訓練が必要で、その訓練には高度神経活動の発達が必要だから低学年には早い的なことが出てきます。(マイネルさん、雑ですいません・・・パート3)


この辺りの話を私なりにまとめると、

「大人だろうが子供だろうが、①粗形態から始めて、②運動能力や運動要因で足りない部分が在ったらそれを補って、③休む=忘れる、④精神的に大丈夫なレベルであれば訓練で確認する/鍛錬する、⑤①~④の繰り返しで精形態を目指していく」ということになろうかと思います。


この「④精神的に大丈夫なレベル」かどうかが、ご紹介したツイートで問題にされている部分であろうと私は思います。


そして、指導者に求められるのは①~⑤を上手に伴走出来るかどうか、ではないでしょうか?

特に音楽は粗形態を掴むのも難しそう、というのが私の印象です。

自分の子供が幼稚園での引いている音楽、私は出来そうにないので(苦笑)

運動リズムであれば、「今、この人の粗形態はこんな感じ!」というのが私もわかると思います(笑)


3.終わりに

紹介したツイートの引用ツイートやリプ欄を読むと、どの業界も似たような悩みを抱えているのだなぁと思います。

ただ、結局「方法論」をやり玉にあげてもしょうがない、と思います。

私、この「バイエル」は名前は聞いたことがある程度ですが、バドミントンで言う所の「素振り」や「フットワーク」に置き換えています。

2.で申し上げた通り、訓練が必要な段階というのはあるわけです。

「方法論」は使い方次第ですし、目的に適えば他の方法を使っても良いわけです。

大事なのは、やはり「原理を理解し、理論に落とし込み、そこから方法を考える」ということではないでしょうか?


それでは、また☆




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