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お子さんのバドミントンに何を求めますか?

こんにちは!

羽々ジュニアの高橋です。


最近、バドミントン界では「メジャーになりたい」「メジャー化」という言葉が良く出てきます。

「バドミントンは既にメジャーなのか否か」、あるいは「バドミントンメジャーへの道」という話は今回は脇に置いておきたいと思います。


我々「親」は子供に夢を見がちです。

サッカーやっている子にはプロサッカー選手。

野球やっている子にはプロ野球選手。

浅田真央さんみたいになってほしい・・・

いや、錦織圭さんだ!大阪ナオミさんだ!

ノーベル賞!


色々あると思います。

バドミントンで割と賞金が稼げるA代表になる確率って何%なんでしょう?

日本バドミントン協会に登録者の数が公開されているので、ざっくり計算してみましょう。



2019年高校生の登録者数が116,992人です。

3学年なので1学年38,997人です。これを1学年の数としたいと思います。


2021年のA代表の数は27名。(数え間違えていたらすいません・・・)


最年少が高橋明日香選手の21歳、最年長が「神様、仏様、遠藤様」の遠藤選手の34歳です。(これも間違えていたらすいません・・・)

なので、14学年いるとして計算します。すると、38,997人×14学年=競技人口545,958人!

そのうちの27名ですので、27名÷545,958人≒0.005%

大体200万人に1人位の割合ですかね?ざっくり計算ですが・・・。


で、世界ランク1位の桃田選手の賞金が年間5,000万位とテレビで仰っていました。 NTT東日本の給与は入っていないと思いますが・・・。 そこからトレーナー代等も出していると思います。(憶測ですが)


どうですかね? 賭けてみますか?


どなたかが仰っていましたが、「子供は親のパチンコ台ではない」。

強烈なワードですが、まさにそんな感じですよね・・・

しかも、当たっても現在は他のスポーツよりあまり出ない。


実は世界のバドミントン選手は賞金よりもスポンサー収入が多いと思います。 確かインドのシンデュ選手は億超えだったと思います。


その辺りの詳しい話はこちらのYoutubeをご覧ください。

スポーツとお金の関係以外のお話もとても面白いと思います。


武井壮『オトナの育て方』



何となく、「進学のため」「良い生活したいから」「成績への見栄」みたいなものでバドミントンをするのは非常にキツイ環境にあると思いますし、そこに走っていくと業界自体が先細っていくと思っています。


私自身、バドミントンから学んだことは、たくさんありますが、強いて言うなら「1人で地に足つけて立つ」ということでしょうか。

失敗も成功も自分に責任が全部来る。

一方で、失敗しても怒られない。

3月生まれで、早熟でもなかった私は運動能力が低かったので、中学までしていたチームスポーツでは割と迷惑をかけていました。

失敗を恐れ、自発的なチャレンジが出来ていなかったと思います。


そもそも19点失敗しても21点取れば良いスポーツです。

しかも1G取られても、また0からスタートです。


あ、これで良いんだな、と思いました。

人生の取り組み方が変わった気がします。


指導者になってからは、「最後は応援しか出来ない」ということでしょうか。

選手自身が決めるしかない。やるしかない。

コートの中では1人。もしくはペアと2人。どこまで行っても「他人」。

そこが前提であること。


上記はあくまで私の個人的意見ですし、もっと良いことたくさんあります(笑)

論理力(絵の分析)とかもそうですね。


バドミントンを通して社会的価値を高めていく、そんな感じにしたいですね。





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