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文化を上手く使える人とは?(ビジネス的な意味で)

こんにちわ。

羽々ジュニアの高橋です。


今回は私の失敗談のお話です。


現在、羽々ジュニアの参加費は

・通常クラス 1,000円/月

・強化の部  3,000円/月

です。


しかし、開始当初は、

・練習1回毎に保護者の方が思う納得の金額を払う(「お賽銭制度」)

という方法でやっておりました。


下記はあくまで「結果」でしかありませんが、

・バドミントン経験者の親→200円/回

・未経験者の親→500円/回


のような結果になりました。

(払い忘れ等もあったように思います)

予想ですが、

・社会人クラブに子供が参加した時の料金

・他の習い事(例えば水泳やピアノ)程は払えないけど、保育園代とか考えるとこれくらいか?

のように考え方の根拠が違うのだと思いました。


人は何にお金を払うのでしょうか?

・得られる対価(例:子供の成長、物、所有欲を満たす、等)

・コストから考えた場の維持費(例:施設代や道具代、コーチの拘束時間等)

・相手が積み上げてきた労力や経験(例:ワンピース作者が1分くらいで書いたルフィの絵)

・利便性や希少性(例:コンビニや山の上の旅館の自動販売機)

・人格や将来性(例:ベンチャーに投資)

等が挙げられます。


これ等が色々複雑に絡み合って、その取引の「文化」になっています。


新しい商売やサービスを生み出すときに、この文化を読み違えると大変なことになるようです。

(成功したクラウドファンディングと失敗しそうなクラウドファンディングがありますよね・・・)


最近、バドミントン界ではメジャー化・・・というより、「どうやったら食っていけるか?」という議論になっているかと思いますが、この記事に書いたようなことを考えてみるのも面白いかもしれませんね・・・


地域によっても全く違うと思います。


余談ですが、「お賽銭制度」で他に思ったことは、

・実は皆さん、値付けが苦手(自分で決めた額にも関わらず、完全に納得できていない。)

・参加費で客層にフィルターをかけることは可能


ということを思いました。


なるべくフィルターをかけずに、かつ苦手なこともして頂かずに、気持ちよく参加してもらう・・・

のように考えて1,000円/月が出てきたと思います。

(あくまでウチの考えですが・・・)


それでは、また☆

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